定番のお土産に飽きた方に!仙台で買える東北の珍しいお土産10選
前回お土産の記事について書きましたが、何度も帰省していたり、同じ訪問先を訪れているとお土産のネタも尽きてきます。もらう相手も、もう牛タンとかずんだとか飽きたよ。。。なんて思っていないか心配になったり。
そこで、ちょっと変わったセンスいいお土産はないかなー、と探している人のために、今回は知る人ぞ知る東北のお土産をご紹介します。
安心してください。東北のお土産といっても全て仙台周辺で購入できますよ。
1.フルーツティー|TEA trico(福島県)
巷で話題の、茶葉ごと食べられる紅茶と福島県にある大野農園がコラボした商品。大野農園で採れた果物を使っています。2019年4月現在、りんご、もも、梨が販売されているのを確認しました。どれがおすすめって言いたいけど、こればっかりは好みな気がします・・・。ちなみに私はももが好きです。
困ったのが空港には売っていなくて、仙台駅構内のお土産屋さん(新幹線改札付近or「伊達のこみち」という西口と東口の間の連絡通路にあるお土産屋さん)か、リブルマルシェなど、街の雑貨屋さんなどで売られています。特に女性に喜ばれると思います。
2.南部せんべい|巖手屋(岩手県)
最初友達にもらった時には「普通のピーナッツせんべいじゃ・・・?(なんでこんなのくれるの?)」とか失礼なことを思いましたが、食べると意外においしいんです。そして驚くべきはバリエーションの多さで、抹茶味のものや表面にりんごスライスを載せたもの、チョコがけしたものなど色々あります。私が好きなのは表面にするめみたいなのが乗ったしょっぱい系の「いか」。母のお気に入りは「りんご」。いろんな種類が入った詰め合わせもあるので、最初はそれを買ってみるのもいいかもしれません。
派手さはないですが、安価で美味しく、ボリュームもあります。ご実家や気心知れた親戚へのお土産などにいかがでしょうか?
3.Ça va(サヴァ)缶|岩手県産株式会社(岩手県)
全国的に販売されているので知っている方もいるかもしれません。カラフルでおしゃれなパッケージが目を引く国産サバのオリーブオイル漬け缶詰。元々は東北地方の水産業復興支援の一環として作られた商品だそうです。
サバの缶詰は多くありますが、オリーブオイル漬けは珍しく、使い勝手が良いと人気。パスタと和えたり、残ったオイルはサラダのドレッシングとして使ったりと、洋食に合うのがポイントです。オリーブオイル漬けのほか、レモンバジル味、パプリカチリソース味もあります。
4.いぶりがっことチーズのパリパリ煎餅|(秋田県)
秋田県には大根を燻して糠漬けにした「いぶりがっこ」という食べ物があります。イメージとしてはたくあんの燻製のようなもので、噛むたびに口の中に香りが広がって、たくあんとはまた違った美味しさです。そのまま食べても美味しいですが、居酒屋などではクリームチーズが添えて出されることが多いです。
この商品はいぶりがっこ味のせんべいにチーズクリームをサンドしているので、これだけで相性の良さがわかるはず。これが気に入ったら、次はいぶりがっこと蔵王のクリームチーズを買って帰ってもよいかもしれません。煎餅もいぶりがっこもクリームチーズも、すべて仙台駅の「伊達のこみち」で買えますよ。
5.だし(山形県)
だしとは、山形の郷土料理で、きゅうりやみょうがなどの夏野菜を刻んでダシ汁につけたもの。ご飯のおともにしたり、冷奴やそうめんなどにトッピングしたりと万能に使えます。おくらや長いもを加えて少し粘り気が出るようにしているものが多いです。
山形では家庭で作ることも多いようですが、スーパーでも普通に並んでいます。イトーヨーカドーや西友などでお安く買うことができ、ザ・お土産といった感じはありませんが、地方の郷土料理に興味がある人や夏バテ気味の方には喜ばれると思います。
6.山形代表|サン&リブ(山形県)
山形県産のぶどうやラフランスといった果実を使った、ストレート果汁100%のジュースです。他にも柿やトマト、ももやりんごなど、全8種類の味があります。
砂糖や食塩、酸化防止剤などを使わず果実本来のうまみだけで作るため、その年によって味にばらつきがあるそうですが、それもまた楽しいですよね。
お土産として買って行くには重いのが少々難点ですが、宅急便などで送れるのであればとてもおすすめの商品です。
7.八戸せんべい汁セット|味の加久の屋(青森県)
青森県では、ダシ汁の中に南部せんべいを入れて煮込んだ「せんべい汁」と呼ばれる郷土料理が、八戸市を中心に食べ継がれてきました。
こちらのセットはせんべい汁専用の南部せんべいと濃縮ダシがセットになったもので、好みの野菜や肉などを入れるだけで簡単に郷土料理を楽しむ事ができます。うまみの詰まったダシ汁をたっぷり吸って、もちもちとした食感になった南部せんべいが美味しいと評判です。
8.パティシエのりんごスティック|ラグノオささき(青森県)
青森県産のりんごをパイ生地に包んだお菓子です。りんごが大きめにカットされていて、シャキシャキした食感が楽しめます。
レジ横などで1本から買える場合が多いです。4本入りや8本入りの場合にも、1本ずつ個包装されているので、配りやすいのも高ポイント。
食べる直前にオーブンであたためてバニラアイスなどを添えると豪華なデザートになります。
9.霜ばしら|九重本舗 玉澤(宮城県)
一言で言うと、高級な飴。一缶2,512円という値段に最初驚きましたが、ネットで「予約2ヶ月待ち」と紹介されているのを見ると、一生に一度は食べてみたい気になります。他県からお取り寄せするファンもいるのだとか。
ネットで予約しなくても、仙台駅の地下や空港などで在庫があればすぐに買えます。作るときの気温にこだわりがあるらしく、10~4月の冬季限定発売となっています。
今年念願かなって食べてみましたが、すっごい細くて繊細な飴を何重にも折り重ねた美しいお菓子です。パリパリとした食感が面白い。技術を持った職人さんが手作業で作られるそうなので、値段が高いのにも納得です。
10.Sweet Gotto|パルポー(宮城県)
洋菓子好きの方は必見。クッキーとパイとスポンジが層のように積み重ねられ、チョコレートでコーティングされたお菓子。一口食べるといろんな焼き菓子が一度に味わえて、甘い物好きからすると幸せの極み。
仙台では駅内の「伊達の小道」か百貨店でしか売られているのを見たことがありません。シルシルミシルさんデーの「全日本隠れたお土産お菓子ー1グランプリ」で紹介されたこともあってか、土日の夕方には完売していることも多いです。通常パッケージのほか、銀河鉄道999のイラストが描かれている特別デザインパッケージもあります。
いかがでしたか?定番のお土産には飽きた・・・何か目新しいものをプレゼントしたい、という方はぜひ参考にしてみてください。